金曜の夜。飲みに誘ってもらった。まぐろのおいしいお店へ。おいしいお酒と、おいしい料理と。が、途中で私の知らない、同じ会社の人が私の席に座って何やら愚痴を始めた。うーーーん、いつも思うけど、あの会社って略語が多すぎる。みんな同じに聞こえて、一瞬、ん?なんだっけ、それ。って思ってるうちに話においていかれる。今回の人は、ホントに知らない単語ばかりで、話の半分も分からなかった。というか、興味がないから聞こうとも思ってなかったり。でもホントは、別に人が仕事の話をしているのを聞いているのは苦じゃないので、ふんふん、と聞いてるふりもしてみたり。頃合いを見計らって抜け出していただき。次のお店へ。
ホントは行く予定ではなかった(んですよね?)ダーツのお店。私としては、念願の、ダーツ。この間は、なんであんなに下手だったんでしょう。誰に緊張していたの?と訊かれても、本当にそんなんじゃないですから。でも実は、ここで白状をすると。会社でただで配布される新聞があって。そこでダーツが一面記事で特集されていたのですが。それを読んで、イメトレしました。一瞬だけですが。それだけです、ホントに。
気分良く、バーテンさんともお話しつつ。1ゲーム、サービスしてもらったビリヤードでアホみたいな下手さ加減を再び披露してもご機嫌のまま。タクシーで帰宅する元上司と別れ、一人歩いていると、メールの着信があったことに気づいた。誰だろなーと思いつつ、開いてみると、もちろん親から。
「おばあちゃんが救急車で運ばれた。」
着信は1時間前。即座に切り替えられない頭。今、病院?でも、メールできてるんだからもう家?とりあえずメールを返す。すぐに受信。電話をかけてこないところを見ると、大したことはなかったらしい。
なんと、素麺を喉につまらせたとのこと。食道に潰瘍の痕があり、直りかけの時は水でさえ詰まることがあるらしい。それにしても、もう90を超えている祖母。どんなことでも命取りになりかねない。翌日、帰ることにした。
金曜日。お昼ごろ実家に到着。起きたらすぐに行くからと言いつつ。実は目が覚めたのは5時半で。いくらなんでも早すぎだろ、ともう一度寝ようと思ったんだけどなかなか寝付けず、ゴロゴロしている内に眠ったらしく、起きたのは9時。身体が異様に重く、シャワーを浴びて、どうにか目を覚ました。
家に着いてみると、祖母がご飯を食べていた。話を聞いてみると、前日疲れて朝起きるのが遅くなり、朝ごはんも遅かったので母と一緒に買い物に行ったりしているうちに、お昼ごはんの時間が2時過ぎになってしまい、あまりにお腹がすいていたため、ちょっとはりきって素麺を食べたらしい。で、喉につまってしまったらしく、でも気管ではなく、食道に引っかかったので、息も普通にできたし苦しいというほどではなかったが、気持ち悪くなり、救急車を呼んだとのこと。
ところが、救急車って、意外と揺れるらしい。付き添いの人は座っているから特に感じないけれど、患者は寝ているからか、そのベッドがあえて揺れる構造になっているからかとにかくよく揺れるそうで。揺れてる間に、つかえていたモノが胃へ落ちていったらしく、病院に着いた頃にはすっかり直っていたらしい・・・
いやいや、何ゴトもなくて良かったけどさ。それでも、とにかく疲れてしまったらしく、なんでもかんでも人に頼むので。もちろん今日は仕方がないにしても。来て早々、これが癖になっては困ると思い、夕飯は水餃子だったんだけど、皮に包むのを任された私、思い切って言ってみた。「もう飽きたーー。おばあちゃん、代わって♪」必殺、孫攻撃!これが、見事に効きました。もう、ホントに。始めた途端、顔つきは変わるわ、姿勢は変わるわ。それを機にすっかり元気になり。
翌朝(つまり今朝)、北海道からクール宅急便で大量に届いた秋刀魚。刺身にするからと下ろしてみたり、塩焼きにする下準備をしたり。すべて自分から言い出して。
祖父も、大好きな囲碁をやりに行ったり、秋刀魚が冷たいまま届いたことにに驚いてみたり。父親愛飲の青汁にチャレンジしたり。(←おいしかったらしい。あり得ない・・・)やっぱり、二人でいるよりも、脳が活性化されていいのかもしれない。
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午後から、父方の実家へ、母と二人で出かけ。田んぼが、台風の影響を受けていないか見に行った。しばらく使っていなかった田んぼだからと、肥料を多めに入れたことが災いして、穂が重くなってしまったらしく、全部倒れてました。他の田んぼはそれほどでもないのに。うちの田んぼだけ、見事に寝てしまってた・・・まぁ、それでもコンバインでちゃんと採れるらしいんだけど。
ってな感じで、すっかりお疲れな週末でした。
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