一昨日、クライアントのところへ挨拶に行ってきました。みんな知ってる(私は知らなかった・・・でもロゴは知ってた)アパレルの会社。代々木にあるんだけど。その会社の服やら何やらから思い浮かべるイメージとは真逆な感じのクリーンでシンプルなオフィスでした。あ、いや。オフィススペースはアパレルらしく商品がたくさん置いてあって雑然としてるんだけど建物が今風のRCでガラス張りな感じでちょっと意外だった。でも中に入ると機能的な感じがして良かったですよ。
そして、先方の担当者もスタッフさんたちもなんか妙に印象が良かった。たぶん平日の昼間に街で見かけたら、社会からはみ出してるっぽいイメージな外見なんだけど仕事ぶりはとてもきっちりしてて、真摯な感じでとても良かった。今まで会ったクライアントの中で一番まともに感じた。私にとっては、だけど。そして、一番テンション合わせやすい感じでした。
って、ホントはそんな話がしたかったんじゃなくて。
その帰りにマネージャーとお茶してきたんだけど。その時に、先月たくさんの負の遺産を残して辞めた人の話が出て。マネージャーが「俺の人生の中で出会わなければ良かった人ベスト10に入るよ」って言ったんですよ。10人もいるんですか!って突っ込んだけど。私、そんな風に考えたことないしなぁ。その人に会ったことでものすごく無駄な時間を過ごしたと感じる相手という意味らしいんですが。
で、私にはそんな人、誰かいたかね・・・と考えてみたところ、無駄だったかどうかはともかく出会わなければ良かったと思う人が1人だけいました。その人がいなければ、今の仕事に興味すら持たずこんなところにはいない、そして未だに外国に興味を持ち続けていたかもしれないと思うほどに私の人生を変えてしまった人。まぁ、それが結果的に良かったかどうかは分からないし何とも言えないのですが、それが他人の悪意によって引き起こされたことだったのが問題なわけです。私の人間不信はあそこで決定付けられたと言っても過言ではないほどの出会い。
でも、マネージャーがそんな風に言わなければそんな風には思いもしなかったなぁー。そして、それってあんまりいい考え方じゃないよね。