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見下すことができる人って。

相手によって明らかに態度を変える人っていますよね。好きか嫌いかで態度が変わるのは理解できるんです。世の中、どうしてか分からないけど苦手な相手というのもいます。だから、親しみを込められるかどうかという差があるのは当然だと思います。だけど、自分よりも立場が上か下かで、がらりと態度が変わる人を見ると、なぜそのようなことができるのか不思議で仕方がないのです。

仕事をする中で、管理する側とされる側、仕事を発注する側と請ける側、そういった立場の違いはあるでしょう。お金を払う側はもらう側に対して少しワガママを言いたくなることもあるかもしれない。上司と部下では、よく考えてみればどちらが上でもない気もするけど、まぁ、上司は部下に指示を出すものです。雇う側と雇われる側では、雇う側の立場が強くなるのでしょう。でも、そういう関係の人と人が、仕事をしている時でさえ、偉いも偉くないもないと思うのです。もちろん雇われる側や評価される側は、自分の立場を守りたいから相手を持ち上げることもあるでしょう。でも、その逆は成り立たないような気がして仕方がないのです。

今まで、私が一に働く機会を得た上司や同僚たちは皆、私に仕事を「やらせる」のではなく「してもらう」というスタンスの人ばかりでした。職種的に、誰かに作業を依頼されて仕事が発生する、ということが多かったのですが、どちらかというと、もっと堂々と(?)仕事を振ってくれていいのになぁ、と思っていました。そのために私はここにいるのだから、と。でも、そういうことと、私が人としてへりくだること/私を人として見下すことは、まったく別の話なわけです。

落ち着いて考えてみれば、これまでの人生で自分が見下された態度をとられたことってないような気がします。上下関係がハッキリしている大学時代の恩師と弟子という関係の間柄でさえ、見下されていると感じたことはありません。

でも、仕事をしていて、誰かが誰かを見下した態度をとっているのを目にする機会の多さと言ったらもう・・・ある仕事での元請け/下請けの関係だとか、ある会社内の職種の違う人たちの関係だとか・・・ビックリするぐらい不愉快になります。特に今いる業界に顕著な気もしますが。

もちろん、たかだか数日間、垣間見ただけの私がとやかく言えないような事情があるのかもしれません。日々、一緒に働いていてるうちに、そういう関係が生まれてしまったのだろうし。

それにしたって、自分が生まれてきた時にはすでに働いていたであろう相手に対する態度として、それは明らかに間違っていると思うよ、と声を大にして言いたかったのでした。しかも、自分も誰かの下で指示を受けながら動いている立場のくせに。

そして、それ以外にも色々なパターンを続けて目にしたもので、自分が見下されたわけでもないのに、なんというか澱のようなものが心の底に溜まってしまった感じだったので、51%を保つために吐き出してみました。

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