先日、出張で名古屋に行った時、祖父の妹の家に遊びに行きました。ほんの少ししかいられなかったのですが、帰り際、その大叔母が祖父が私に世話になるんだと言って私と一緒に住みたがっていたと教えてくれました。5人の孫の中で一番可愛いとも言っていたそうです。私に、一昨年の年末ぐらいから、祖父と暮らそうかなと思い始めてたんだよね。いろんな状況を考慮すると、どう考えても現実的じゃないことは分かりつつも心情的にそうしたいと思っていたし、震災後にはその気持ちが強くなってたのにな。もっと早く言ってくれてたら。
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10年前、友達の結婚披露宴に行った時、久しぶりに会った大学の同級生に言われました。I先生(恩師)はmayumitchに自分の後を継いで欲しいのよってよく言ってたよねって。私は在学中、目をかけてもらってることは自覚してたけど、それは私が結果を出した時に限られてたし、普段はけなされてばかりで、今思い返せば、もしI先生が生徒に自信を持たせるような肯定的な教え方をする人だったらもうちょっと何か違っていたんじゃないのかなと思うような、そんな接し方をされてばかりだったし、まさか後継者にしようと思われてるなんて露ほどにも思わなかったよ。実際には私は指導者の道を選ぶつもりはなかったので、それはそれで一悶着あったかもしれないけど、どんな道を選んだにしろ、たとえ今と同じようにその道を諦めざるを得ない状況になっていたとしても、やっぱり思うわけです。もっと早く言ってくれてたら。
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誰かに対する高評価は、当事者が口にするより他者からの伝聞の方が効果があるなんて言うけど、やっぱり、誰かに対して抱いている希望や思いは、他の誰かにではなく当の本人に伝えないと。手遅れになる前に。
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