Twitterを始めたのが2007年5月、Facebookを始めたのが2007年7月。どちらも最初は面白さが分からなくて、友達が使い始めてつながるようになってようやく楽しくなってきました。日常の中で心の中に溜めがちなことをその場で吐き出してスッキリしちゃうという効能もあって、あんまりゴチャゴチャ悩まずに済むようになりました。ただ、ブログのように過去ログを検索できないのは思った以上に不便で、やっぱりブログは捨てられないなというのが正直なところ。と思いつつFacebookに吐き出しちゃうとブログに書くほどでもなくなってしまい、なんだかなぁと思いながら気づいてみればもう6年も経っていました。
そんな葛藤を抱えつつ、全然関係のないところでふと24時間ソーシャル断ちをしてみようと思い立ちました。というか内省化する日にしてみたのです。音楽を聞きつつ、仕事をしつつ、車を運転しつつ、買い物をしつつ、アイスを食べつつ、TVを見つつ、筋トレしつつ。仕事のメールとWebでの調べ物以外でオンラインにはならずに過ごしてみたんだけど。思い切ってiPhoneからFacebook(/messenger)もTwitterもInstagramもいったん全部アンインストールして。
1日一人で過ごして、何かあるたび、何かを思うたびにFacebookに書き込もうと頭の中で文章を組み立て始める。iPhoneを手に取る。あれ?なんかこの感覚知ってる。前にもあったよ、こういうこと。まだi-modeメールが始まったばかりの頃、毎日のようにメールをしていたイギリス人の友達が帰国した直後、何か面白いことがあるたびに、伝えたいことがあるたびに頭の中で勝手に英語に変換し始める。そして、あぁ、もういないんじゃん。i-mode使ってないんじゃん。時差があるんじゃん。そう思って携帯をしまう。あの時と一緒だ。
そんなことに気がついて、なんとなく思ったんです。これってFacebookに書き込むんじゃなくて、本当に伝えたい相手に、メールなりメッセージなり、電話なり会ったりして伝えることなんじゃないかって。もちろんTwitterやFacebookに書き込んだことで誰かが反応して実際に会って楽しさ倍増!ってことも多々あるし、どっちがどうってことでもないんだけど、なんだろ、メールをする代わりにFacebookに書き込んでる場合っていうのが確かにあって、それってなんかおかしいような気がするなと。
まぁ、あくまでも私の場合なんだけどね。ちょっとSNSにハマりすぎてるなという自戒を込めてるだけなんだけどね。とりあえずしばらくは、せめてiPhoneにはアプリを入れないでおこうと思ったのでした。