タンデムのレンタサイクルが出来る場所を探していて、行ってみようという話になった名城公園。どうせなら本丸御殿も見学していこうということになったのですが、暑いから自転車は涼しくなってからにしようと本丸御殿だけ行ってきました。
まずは工事現場の素屋根の中。日曜日なので作業はお休みでしたが、前回来た時はこんな感じで↓もくもくと?を葺いている様子を見ることが出来ました。
(2012年5月25日撮影)
玄関、車寄せ。唐破風に三つ葉葵がいっぱい!蟇股にもしっかり葵の御紋が。
玄関、一之間、竹林豹虎図(復元模写)。
玄関、二之間、三方正面眠り虎(復元模写)。
表書院、一之間、小組格天井と格子欄間。縁が漆塗りでインパクトがあったけど、これで驚くのはまだ早かった。
対面所、次之間(左に写っているのは上段之間)。折り上げ小組格天井。格縁が漆塗りで天井板は金箔押し。
廊下の建具に和釘がたくさん!ってこれ和釘だよね?そういえば3年前に和釘打ち体験したけどあの時のよりはるかに小さい!しかもすごい数だよね。
3年前の和釘体験(2013年9月3日撮影)。
釘隠しが場所によってデザインが違うね、隠してすらいないところは裏方なのかな?とか話していたら、他の方たちと視線が違う方には説明しているのですが(笑)、と係の方が色々と教えてくれました。やはり高位の人が出入りするところ、家来たちしか通らないところ、家族しか入らない場所、などで建具や錺金物を変えていたらしい。この釘隠しについては墨の量が多いほど高貴な場所だそうです。
実は大して期待しないで行ったんだけど、天守閣よりよっぽど楽しかったです。2年後には今工事しているところも公開になるそうで、その頃には名古屋にいない予定だけど、ぜひ見に行きたいと思いました。
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