月: 2016年7月

何度でも言いますが、セミが嫌いです。子供の頃から普通に嫌いでしたが、名古屋に来てから「毛嫌い」に変わりました。

千葉や東京にいた時はセミは夏の「音」でしかなかったはずなのに、名古屋では毎日「姿」を現すのです。鳴き始める前も怖かったけど、今はシャンプーを洗い流す時にシャワーをちょっと振る動作をするときの音がセミの鳴き声に聞こえるほど病んでます。鳴き始めて2日でマンションの廊下で遭遇し、毎日の外出が苦行に変わりました。

そして、先週の木曜日。朝から病院へ行き、昼過ぎに帰宅した時のこと。廊下にも階段にもいなくて家の中に入ってホッとしたのも束の間。居間に入ったら部屋のど真ん中にネコ。昼間や私の外出中は大体カーテンの向こう側かベッドにいるので珍しいねぇ・・と近寄って行ったら、すぐ脇にセミが転がっていました。

思考停止、のち絶叫。なんで中にいるの！おかしいでしょ！ダメだよ、無理無理無理無理！

得意気だったのに、褒められると思ったのになぜか怒鳴られた猫。せっかく仕留めた獲物を取り上げられてはたまらんとくわえる猫。いやいやいやいや、ダメ！それはダメ！ちょっ！離しなさい。いや、離しちゃダメ。向こう持ってって！

いや、そこじゃない！そこに置かれたら廊下通れない！網戸が開いてるのか確認できないでしょ！ダメダメ、絶対ダメ。

もうね、死んでるし、動かないし、飛ばないんだし、捨てられないまでも横を通り抜けるぐらい出来るだろって自分でも思うんだけど、ホント無理。千葉にいる頃だったらスリッパで蹴飛ばすぐらい出来たかもしれないけど今はもうホントに条件反射で無理。

寝室の窓を開けて外出することが多いんだけど、網戸がプリーツタイプで上下がレールにはまっているだけで押せば外れるので、そこからセミを招き入れた模様。ベランダもやたらセミが来るのよね。

というわけで、ネットで調べた結果、ベランダには水で薄めた木酢液を撒くことにしました。思ったほど臭くなかったので、廊下と階段にも撒いてもいいのではないかと思っているところです。

それでもベランダに侵入したヤツにはこれで退散していただきます。