日本酒の映画を観たら、日本酒が飲みたくなるのは当然で、お気に入りのお店へ久しぶりに行くことにしました。
お盆でお休みのところも多いのでFacebookをチェックしたら、入荷したての十旭日が!純米吟醸夏仕立て。十旭日らしからぬ、すっきりした・・・でも飲むほどに濃いお酒でした。百十郎の山廃は安定の美味しさです。
寺田本家の五人娘は、個性が強すぎてたいていの人には不味いと聞いていたので(私自身も寺田本家が出しているマイグルトというお酒が不味くてビックリした経験があるので妙に納得してしまったのです)、なんとなく避けていたのですが、私が常温コーナー(というか店長の隠し酒?)を覗いていたら、変態酒好きにお勧めですと出されてしまった上、やっぱり名古屋で五人娘を知っている人はあまりいないらしく「あ、千葉のお酒ですよね」と反応してしまったので飲まざるを得なくなってしまいました(笑。まぁ、置いている飲食店もあまりない気がするし、わざわざ買うことはないだろうから、これを逃したら多分一生飲まないだろうなと思って勢いで頼んじゃったら、あれ?全然いけるんですけど。ていうか、美味しいよ?と思ってしまいました。酸味が強いけど、私の中ではきちんと日本酒ゾーンに収まりました。千葉に帰ったら蔵見学行こうかな。
そして、さらに驚きなのが九郎右衛門さん。割とよく見かけるけど、似たようなネーミングがたくさんあってなんとなく二番煎じ的なイメージを持ってたんですよね(勝手なイメージで、どっちが先でどっちが後かはまったく知らないし、影響を受けているのかどうかすら分かりません)。でも山廃だし飲んでみようかなとダーリンが燗で頼もうとしたら、「燗にするなら雄町がいいです」と店長さんがまたメニューに載ってないのを出してきました。山廃で雄町で飲まない理由がひとつもないし、まぁお勧めされたらその通りにした方が良いと思っているので、言うとおりにしたらこれがもう!ビックリの旨さ。なんで今まで避けてきてたんだろうねって言うぐらい、ダーリンが今度ちょっと蔵行ってみる?と言い出すほど感動に近いレベルでした。
万齢はパンチのある、ちょっとジューシーな感じ。シュワシュワしてて、飲んでいたら勝手にポンっとフタが飛びました。米宗は一口もらっただけですが、華やか過ぎて私にはちょっと飲みづらかったかなぁ。
そしてここに来たらいつも頼むかみなりチャーハン。辛くて美味しいのだけど、いつも作ってくれるシェフがいなかったので、なんとなく味が違う気がしました。辛めでと注文した通り、だいぶ辛かった!でもやっぱり美味しかった!
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