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誕生日。

ダーリンにお祝いしてもらう誕生日も4回目です。今年は誕生日が日曜なので、毎年お邪魔していたフレンチのお店がお休みで、初めて伺う古民家イタリアンのお店にしました。

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築120年を超える商家を趣はそのままに少し改装した感じの店内でした。私たちが案内されたところはたぶん元は土間だったのではないかと思われるのですが、板張りになっていました。店内を歩くとギシギシと鳴る床とガラス戸の開閉する音と振り子時計が祖父母の家を思わせる懐かしい雰囲気です。

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有機野菜のグリエ

モルタデッラグリエ ウフアラコック 黒トリュフ添え
(三河一色産 鱧の焼き霜と焼き茄子 豆苗と胡瓜を合わせて)

フォアグラクレープ

松茸としいたけのタリオリーニ
(手打ち?タリオリーニ”小エビとズッキーニのアーリオ オーリオ ディルの香り)

仔豚のミラネーゼ ケッカソース
(天然真鯛のポワレ スープドポワソン)

近江牛リブロースのグリエ
(マグレ鴨のローストシャンパンビネガーのソース)

西尾の濃茶

ドルチェ

メニューはコース料理のみだったので、前もって魚が苦手ということを伝えたら、ほぼ魚のコースを前菜から肉や野菜に変えてくれました。しかも、どれも大層美味しくて感動。

有機野菜のグリエはアミューズ。ソースも通常バーニャカウダのところ、はちみつのソースに変えてくれて嬉しい限り。モルタデッラ(mortadella)はボローニャソーセージなのですが、これがまた美味しいのなんの。ウフアラコック(L’oeuf a la coque)は殻つき半熟卵にバゲットなどのパンをつけて食べるらしいのですが、こちらではポーチドエッグのような状態で出てきました。ポーチドエッグ、たまに家でも作ってみるけどトロトロになってしまうので、お店のように白身がしっかりプルプルにするコツをしりたいところです。

フォアグラクレープは、あんずも添えてあったのですが、これはもう一度食べたいです。あんずも一緒に食べて完成形なのですね。本当に美味しかった!タリオリーニは細平麺と言えばいいのでしょうか。ちょっと濃い目のパスタソースが食べ続けていくとほんのり辛くなってきて、ワインが進みます。食べ終わるのがもったいない。

ミラノ風カツレツは思ったのと違った味だったけど、パン粉にもソースがしっかり染み込んでいてとても美味しかったです。近江牛はとてもやわらかくてジューシーで旨みたっぷりでした。あぁ、また食べたくなってきた。

西尾の濃茶。西尾は抹茶で有名なので、当然茶せんで泡点てた温かいお濃茶が出てくるものと思っていましたが、まさかのお濃茶ジェラートでした。それもティースプーン一杯分を茶托に乗せて。美味しい上にお洒落でいつか真似してみたい(笑。ドルチェは2種類(桃とチョコレート)から選べたので両方お願いしました。

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乾杯はベリーニとリモンチェッロトニックで。チーズのシューも美味しかった。

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赤ワインは北イタリアの・・・忘れました(笑。最初口を付けた時は二人の好みの味とは違いましたが、飲むほどに食べるほどに味が変わって濃くなっていく美味しいワインでした。ドルチェに進む前にチーズ(パルミジャーノレッジャーノとペコリーノロマーノ)もいただいたのですが、クセのない塩気たっぷりの美味しいチーズでした。

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ドルチェの前に出てきたAuguri Buon Compleannoと書かれたプレート。チョコレートが添えてありました。

どれもこれも美味しくて、店員さんたちも感じが良く、とても素敵な時間を過ごすことが出来ました。また行きたいなぁ。

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