今回は銘柄比べではなく酒器比べ。富山の錫と滋賀の草津焼。錫で飲むと味が凝縮されるというかまとまるというか、冷やでも旨みがぐいぐい迫ってくる!草津焼は我が家の定番酒器なのですが、なんだか賑賑しく感じる。大七はそんなお酒ではないはず。燗冷ましはどちらも美味しいけれど、私の中では、錫の方に軍配が上がりました。味が濃いというかしょっぱいのかと思ってしまうぐらい。
九郎右衛門の雄町も錫の方が最初からまとめてくる。草津焼だとやはりとても賑やか。形の違いもあるかと思い、実はガラスのぐい呑みでも試してみたけどやっぱり錫が抜きん出て美味しい。
もう錫だけでいいかなと飲み比べをしなかった金鼓の山廃。なんだかとてもアルミっぽいと言うか金属の味がした。なんだこれ。ちょっとあと10年ぐらい寝かせてみよう。
試飲して美味しくて買ってきた宝山の純米酒も錫で飲んでみました。うんまー? なんかね、生クリームのようです。とてもとても美味しい。ぬる燗でさらにうまうまになりました。ぬる燗だとチョコレートみたいだとダーリンが言うので、本物のチョコレートも食べてみたけど私には分からなかったものの、チョコレートと生クリームでザッハトルテじゃん♪とテンション上がっちゃった。この宝山はダークホース現る!って思ったけど私が知らなかっただけで有名なのかしら。
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