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月: 2017年2月

長野旅行2日目。

朝から温泉に入ってから朝食。

そこでまさかの海苔わさび!売店にあるのは気づいていたけど似て非なるものだと思って買わずにいたけど、これは買わねば!

朝食後、ちょっと散策しようと思っていたら大雨になってしまったので断念。部屋でのんびりしていたらバスの出発時間が少し早まったので売店でお土産を買ってチェックアウトを済ませ、バスへ乗り込み中津川駅へ。

再び仁科吉五郎商店へ立ち寄り、小野櫻を家買って昨日の七笑と共に家への配送をお願いしました。

時間が余ったので入ったカフェというか喫茶店。飲み物にケーキが2つ付いて700円というケーキセットを頼んだら、予想を裏切る普通サイズのケーキでビックリ、美味しくてさらにビックリ。敦賀の時といい、駅前の喫茶店は侮れません。

まだ名古屋へは戻らず中央本線を松本方面へ。木曽川沿いを走ります。向かうは十六代九郎右衛門の蔵元、湯川酒造。

柿其渓谷。花崗岩の壁がすごい。コバルトブルーの水も晴れてたらもっとキレイなんだろうな。

寝覚の床。何年か前に仕事で南木曽へ行った時もここを通っているのだけど、爆睡していて車内アナウンスが長いなと思って覚醒した時にはよく分からないまま通過していたのでちゃんと見たのは初めてです。

藪原駅で下車して帰りの切符を購入し、土砂降りだったので駅で傘を借りて、湯川酒造への行き方を確認すると、地域振興バスが通っているのでそれに乗って蔵元の前で下ろしてもらえとのこと。バスが着いたら駅員さん自らバスの運転手さんにお願いしてくれました。優しい(*´ー`*)

バスの運転手さんと少し話したのですが、この辺りは外国人観光客がけっこう来るらしいです。こういう何もない所こそ来たいんだと言っていたとか。このぐらいの雨なら鳥居峠も越えていくそうです。

酒造に行く前に、もう一つの楽しみであるお蕎麦屋さんに寄りました。昨年初めて(だと思ってたけどそうではなかった)九郎右衛門を飲んだお店で感動しまくって、これはぜひ蔵へ行ってみたいと話していたら、カウンター席で隣りに座っていたお客さんが蔵の目の前に美味しいお蕎麦屋さんがあるとお勧めしてくれたので気になっていたのですが、期待を遥かに上回る素敵なお店でした。

古民家+薪ストーブというのは私のツボを押さえてます。

木曽路の特別純米をぬる燗でお願いしたら、囲炉裏に掛かっている鉄瓶で温めてくれました。これやってみたい!

日本酒セット。これも真似したい。

雨でけっこう濡れたので温かいとろろそばとすんきそば。どちらも美味しい。すんきの酸味もそばつゆによく合います。そば湯をいただいてあまりの美味しさに私にしては珍しくつゆも飲み干してしまいました。

目的地である湯川酒造の前には新しい杉玉が下がっていました。風情ある玄関構えにはそぐわない厳重なセキュリティ。これまで回った酒蔵のオープンな雰囲気とは勝手が違い戸惑います。

それでも社長のお母様と思われる女性に応対していただき、九郎右衛門さーんと思ったらここでは買えないと言われショック(>_<) 特約店にしか売らないんだとか。しかも後で聞いたところによると九郎右衛門は地元には卸してくれないそうです。なんかそれも戦略なんでしょうけど(ネットの情報によれば先代の発案のようです)なんだかなぁとモヤモヤしてしまいました。ここまで来て買えなかったことは残念だけどそれはともかくとして、もともとの戦略としては地元以外への知名度を上げるためでそれは成功したんだろうけど、そういうお酒が存在しているということを地元の人も知る機会が溢れている今、しかも人気商品になった今は、むしろここまで来ないと買えないものがあることの方がプレミア感高いと思うんだけどなぁ。まぁ、商売をしたことのないただのイチ消費者、イチ酒飲みの勝手な思い込みだけど。すでにいる特約店との関係とか色々あるとは思うけど、せっかくなら地元の人たちも巻き込んだ気分の良い商売をした方がいいよなぁと玄関先に並んだ高級車を見ながら思ったのでした。 ※後日追記:名古屋にいたから気付かなかったけど、『木曽路』が「ここまで来ないと買えないもの」なのだと気が付きました。名古屋はなぜか私たちの定点観測内に置かれていたので『木曽路』はどこでも普通に買えるものだと思っていたよ。結局のところ、あの寂れた街並みにそぐわない“表に陳列されていた”車に感じた違和感が穿った見方をさせてしまってるんだろうな。 Untitled

そんなこんなで近くの酒屋さんで買い込んだ木曽路の小瓶を飲みながら名古屋へ戻ります。

もちろん美味しいし楽しいんだけどモヤモヤ。

名古屋へ着いて、串揚げを食べながらまた日本酒。陸奥八仙と大信州。陸奥八仙は甘々でした。大信州は初めて飲んだけどなかなか美味しかったです。

色々あったけど、総じて良い旅でした◎

長野旅行。

またまた一泊旅行に行ってきました。長野と言いつつ切符は中津川までなんですけど。そして中津川に関する言及もだいぶ多めなんですけど。

まずは朝の名古屋駅にて。出張で来ていた頃からこのお店の前を通ることは少なからずあったはずなのに、これまで買わずに来たのはたぶん最初の印象が「あんぱん」だったからかもしれません。くりーむパンだと気が付いても行列する理由にはなり得ず、何年もスルーしてきました。このすぐ脇のJR改札口を使うことがなかったのも大きな理由かも。

でも、なぜか今回は心惹かれて、まぁ2、3人しか並んでいなかったこともあり、買ってみることに。でもカスタードではなく生クリーム入りにしました。あと、大好きなチョココロネ。どちらも美味しい。パン生地自体がとても甘いので、冷たくてあっさりとした生クリームがよく合いました。チョココロネはチョコレートクリームだと思いきや、生クリームの中に生チョコみたいなちょっとだけ固めのチョコが入ってました。これまた冷え冷えで美味しい。

中津川駅前の大通り越しに恵那山が見えました。とりあえず夜の部屋飲み用のお酒を手に入れるべく、酒屋さんを探し・・・あ、あった。左手に写っている日本盛の看板が目立つ仁科吉五郎商店。何やら入って正面の冷蔵庫に高台吟醸グラスがあるのを見つけてしまいました。試飲できますか?と訊いてみると「出来ますよ」とのこと。七笑の無濾過生原酒を飲ませてもらうと、とても美味しかったので買っていくことに。ついでに鯨波のワンカップも購入。

その後、中津川宿をちょっと歩いてみたけど残念ながら風情のないただの道だったのですぐに引き返して、お蕎麦屋さんへ。二軒目に留めていたうち、日本酒の空瓶がウィンドウ越しに置いてあった「わくり」というお店が小洒落た感じで良いのではと入ってみました。「昼カラ飲メマス」の文字にも惹かれてしまいました。

そして日本酒のメニューに十旭日があるのを見て、これは正解だと確信しました(笑。十旭日は改良雄町、九郎右衛門は美山錦。どちらも燗でお願いしました。

昼呑みセットは残念ながらお魚だったのでアラカルトで頼むことに。何を食べても美味しい!シアワセ!

二杯目はせっかくなので見たことのないまったく知らないお酒を。小野櫻の特別純米と瀧澤の特醸。これがどちらも当たりでテンションUP。

お酒のアテにと出てきたのりわさび。これがまた美味しいのなんのって、思わずこれはどこで買えるのですか?と聞いてしまったほど。

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輪島の朝市で買えるらしいんですけど、食品卸しの会社名も教えてくれたのですが、いつか手に入れることができるかしら。

そばがき、こういう形状なのは初めてかも。(と思っていたら、私が思い描いていたのはむきそばだった。)

最後は鯨波の純米と三千櫻の純米R。どちらも中津川の地酒です。鯨波、昨日初めて飲んで二日連続で出会ってしまったけど、冷酒よりやっぱり燗の方が好き。三千櫻はずいぶん前から我が家に段ボールがあるのだけど実は飲むのは一昨日が初めてで、とても美味しかったので今度は純米R(美山錦)をこちらも燗で。旨々でした。

〆のお蕎麦は粗挽きせいろ。塩だけでも充分美味しかったです。でもこのつゆがまた美味しかった。ホントに根っこが生えてしまいそうなほど居心地が良くて美味しいお店でした。でも中津川は経由地です。今日の目的地へはここからバスに乗って行きます。

バスで40分ほど揺られて着いたのが昼神温泉 お宿山翠。チェックインして荷物を部屋に置いたら、まずは足湯でホッと一息。トレッキングシューズを履いてきたので温かいお湯でほぐれるのが気持ちいい。

足湯からの眺め。この後、ちょっと夜の部屋飲み用のおつまみを買い出しに出掛けました。

夜はまた出掛けるので早めの夕食。まぁ食べられないものも多々ありましたが(好き嫌い多し!)出汁が美味しかったので全般的に好印象。陶板ビーフステーキとか炊きたてのご飯とかも美味しかった。

部屋に戻り、防寒準備をして再びバスに乗り向かった先は、スタービレッジ阿智。

満天の星空です。もう星の数が多すぎて、オリオン座しか判別できなかった。こんなに旭高原元気村でもかなりの星を見たけど今回はちゃんと三脚とリモコンを持って行ったのでここまで撮ることが出来ました。空気も澄んでいてこれだけの数の星を観ることが出来るのに、プロジェクションマッピングによるショーを演出とか本当に残念だなと思うんですけど、ショーは見ないでそのまわりを歩き廻っても良いことを宿の方に観光局へ電話で確認をしてもらってOKをもらえたので、ショーの会場をちょっと離れた奥まったところで撮影してきました。カメラのレンズはとても優秀なので肉眼では確認できない星まで写っていますが、印象としては本当にこの通りの星空でした。

風がとても強くて、宿に戻った後、曇ってきたので本当にラッキーでした。

バスで宿に戻り、露天風呂からも星空を見上げながら温泉に入ってのんびり温まってから、部屋に戻って買ったばかりの小野櫻を飲みました。錫のぐい呑みはもちろん持参です。それにしてもこの小野櫻はもっと知られていいんじゃないかと思ったほど、本当に美味しいです。また買わなくちゃ!

良い感じでまったりしたところで翌朝に備えて眠りにつきました。夜中に火災報知器で目が覚めましたが、どうやら誤報だったようで何事もなく再び夢の中へ。

おばんざい。

このお店の目の前のバーには何度も入っているんだけど、こちらへは初めて入りました。お燗もしてくれるとのことでしたが特定のお酒以外はレンジで温めるとのことでしたので冷酒のままで。義左衛門と鯨波。

おばんざい、どれもこれも美味しかった。

奈良萬を無理言って湯煎してもらいました。だってお燗がお勧めって書いてあったんだもん。でも熱々燗だったので燗冷ましにしていただきました。

さつまいも。

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ダーリンが髪を切っている間、カフェに入っているつもりが、ウィンドウショッピングをしていたらいつの間にか時間が経ってしまい、結局、一緒にカフェへ。二人でチーズケーキをひとつ頼むつもりが、美味しそうなポテトサラダを発見してしまい、ついつい。本当に美味しかったよ。

クィックブレッド。

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のんびり起きて、前夜に計量だけ済ませておいた材料をコネコネしてオーブンで焼いたパンでブランチ。パンにブルーチーズを付けてハチミツをかけるというレシピも見て気になっていたのですが、むしろパンは不要だと気付きました。

浜中町の牛乳。

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昨年末にロケットニュースで読んでから気になっていたタカナシの浜中町牛乳。ハーゲンダッツのアイスクリームに使われている牛乳ということで、そりゃあ美味しいに違いないのでいつか飲んでみたいと思っていたのです。確かに美味しい。味は濃いんだけど、しつこくない。

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そしたら、なんかふと思いついちゃったのよね。大倉のちょっとクセのある旨みに合わせるチェイサーとしてピッタリなんじゃないかって。センテナリオ(ロンサカパ)のチェイサーにミルクをお勧めしてくれたバーテンさんに感謝しよう。