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山形旅行。

ダーリンの夏休みに合わせて、山形(庄内地方)へ行ってきました。日本酒じゃぶじゃぶでお会いした杜氏さんに会いに酒蔵へ。そして、15年前に働いていた会社へご挨拶に。

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朝早かったので東京駅から新潟へ向かう新幹線の中で朝ごはん。

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新潟からは酒田行きの特急いなほで余目まで。途中下車は初めてです。特急が日本海に出るといつも「わーい、海だー( ´ ▽ ` )ノ」とテンションが上がるんだけど、今回は「わー( ´ ▽ ` )ノ ・・・汚なっ!」となりました。

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それでもついつい何枚も写真を撮ってしまいますが、うまく撮れるのは、いつもほんの数枚。

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余目駅で降りたら非常に蒸し暑かったので、タクシーに乗ろうと思ったら呼ぶのに15分はかかると言われてテクテク歩くことに。お昼はラーメン屋さんにしようと思ったんだけど雨が酷くなる中ようやく辿り着いたら売り切れで入れず(ノ_<) 目の前の喫茶店のようなスナックのようなお店でピラフを食べました。これまでの経験上、酒場っぽい雰囲気のお店はお昼ごはんも美味しいのでちょっぴり期待していたら、その期待を上回る美味しさでした。庄内米の為せる業!

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酒蔵に着くころには雨が小降りになっていました。やまと桜を醸す佐藤佐治右衛門。くぅぅぅ、ワクワクする!!!

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杜氏さんにご挨拶をして、たぶん最初は会ったことがあるような気がするなという程度だったのが、しばらくお話をしている間に、私が酒田に住んでいたことがあるという話を思い出してくれたようでした。応接室で少しお話を聞いた後、実際に蔵の中を案内していただきました。

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蒸米を冷やす機械の内部。

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麹室も見学。まだ造りが始まっていないからなのか、足元を履き替えるだけで、そのままの恰好で入ることが出来ました。

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酒母室。

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酒母をかきまわす櫂。小さなタンクの場合はこの木製の櫂を使っているそうです。

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斗瓶はメキシコのテキーラが入っていた瓶を輸入しているのだそう。

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もろみタンク。

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圧搾機。

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瓶詰。

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貯蔵タンクの壁面に書かれているのは、一生の間に飲むであろうお酒の量、とのこと(笑。

20~80歳
60年×365日×0.3L
6,750L
1.8L 3,650本

背の高い杜氏さんと比べてみるとタンクの大きさがよく分かります。すごい量だけど実際には、これではきかないのではないかというお話でした。ここまで飲むためにはやっぱり健康でないとね。

それから試飲をして、純米酒、純米吟醸、メダカライス純米酒を購入し、タクシーを呼んでもらい2時間ほどの滞在で蔵を後にしました。

本当は一度駅に戻って電車で酒田まで行くつもりだったのですが、予定時間をオーバーしてしまったので、そのままタクシーで以前働いていた会社まで。現在の社長と、おそらく90歳になったであろう働いていた当時の社長にご挨拶をして、会社の中をあちこち見学させてもらいました。その後、いったん宿まで送ってもらい、再び車で迎えに来てもらって社長ご夫妻とお食事。日本酒をたらふくご馳走になり、たくさんお話をして楽しく過ごして再び宿へ送ってもらいました(←もちろん代行を呼びました)。

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ゴキゲンで宿に戻ったらロビーに猫ちゃんが!しかもお腹をナデナデしても怒らないなんて!我が家ではあり得ないことなのでテンション高めのダーリンです。

酒田に住んでいた当時、社長の奥さんには一度だけお会いしたことがあるのですが、当時の社長の親族全員集合して歓迎会を開いてもらったにも関わらず、私のその日の記憶はなぜか斑なのです。その会自体、本当になぜか分からないのだけど、しばらく完全に記憶から抜け落ちていて、何年か前に不意に思い出し、ところどころ静止画像として記憶は甦るのだけど、どうにもその画像が動き出してくれないのです。そして失礼な態度を取らなかっただろうか、生意気ではなかっただろうかと何度となく一人気恥ずかしくなってみたり悶々とした思いを抱えていました。そんなこともあり、今回社長の奥さんに会えて、笑ってお話が出来て、長年の肩の荷が下りたようなホッとした気持ちになりました。ダーリンと結婚をしてから、社長にも当時の社長にもご挨拶に伺いたいとずっと思っていたので、ようやく来ることが出来て良かったです。

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