私にとってのツートップの一人であるツィメルマンを聴きに、横浜へ。
何かがおかしい。譜面を見て弾くのは正直アリだと思う。なぜピアノだけが暗譜をしなければならないのか常々思っていたこともあり、あれだけの人がそういう流れを作ってくれるのなら、たとえ老化によるものだとしても、それは歓迎すべきことだと思った。全体を通して素晴らしい音楽であることに変わりはないけど、なんだか適当。ようやくノッてきたかな?と思っても、長くは続かずあからさまに集中力が途切れる。単に疲れているのか、体調が悪いのか年齢的なものなのか。最後のスケルツォは譜めくりをするたびに止まってしまう。さすがにそれはないんじゃないのかなと思ってしまった。それでも、あれだけ絶不調でも、格が違うんだよなぁ。
帰りに、イタリアンで美味しいディナーを。なぜか豚に当たり、途中から気持ち悪くなってしまい、帰り道は大層しんどかった。
不思議な日。
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