翌朝。ネムネムだったけれどちゃんと起きました。
客室からの眺め。いい天気です。
チェックアウトを済ませて向かった先は・・・
自家焙煎珈琲豆のお店。名古屋に住んでいた時にはおおよそ2週間に一度のペースでコーヒー豆を買いに通っていました。お店に行くとコーヒーの試飲ができるので、いつもカウンターに座ってご馳走になりながらお店の方たちとおしゃべりをしていたのでした。今でも月1でお取り寄せしているぐらいこのお店が好きです。もちろん私はコーヒー飲めないけど、それは内緒です。最初の頃、まだ顔馴染みになる前は何度か言ってたんだけど、覚えてもらえないので諦めてしまい、覚えてもらえた頃には言えなくなっていたという(笑。それにしても皆さん元気そうで良かった。私にとっては親戚の家に遊びに行くような感覚だったんだよなぁ。
お昼はお気に入りのカフェで。父とも行ったことがあり、いいお店だと気に入ってたっけ。
ただ、今回の旅で唯一の残念ポイントがこちらのランチ。だいぶ味が落ちていました。(あ、唯一じゃなかった。昨夜のお店でカウンターに座るとドアのすぐ外に喫煙コーナーがあるので、だいぶ煙を吸う羽目になったんだった。そしてもちろん片頭痛が起きたので朝から薬を飲みました。)人参がラペっぽかったはずなんだけど、ちょっと塩気があるだけで酸味も甘みもほとんどなくなってた。そしてカレーもコクが全くなくなってたよ。多少記憶で美化されているとは言え、あれ?美味しくない?と思うほどというのはちょっとなぁ。マーガリンの味も前は全く感じなかったのに今回は塊で入ってきた(´・_・`) 以前はお店の二人の関係性がいまいち見えなかったし、そもそも仲が良いのかどうかもなぜこの二人でお店を始めようと思ったのかすら想像がつかなかったけど、今回は二人が笑顔で話しているのも見えてとても良かったんだけどな。味が落ちたというのは致命的だなぁ(そのせいかお客さんもほぼいなかった。たまたまかも知れないけど)。まぁ近所にあるわけじゃないので、足が遠のくとかそういう話でもないのですが、ちょっと淋しかった。
名古屋駅に向かう途中でふと思い付いて向かった先は東山植物園。暑い…そして緑が濃い。
コントラストが強すぎて。木漏れ日というレベルじゃなくなってた。
あまりに暑すぎて(33℃もあったらしいよ!)お土産屋さんで涼んだ後アイスを食べました。
視覚からも涼を取りたかったんだけど、それでも暑いものは暑かった。欲しかったお土産も見つからず、暑い中頑張ったのに報われない結果となりました。
名古屋駅に戻って、菊鷹 菊一文字と王禄 八〇を購入後、
やっぱり行きたくなってしまった。東京で一度別店舗に行ったけどまったく満足できず、私たちにとっては原点であるこちらへ行き、お店への印象の上書きをしてきました。とは言え、やっぱり店長さんの采配というか度量がモノを言うと思うので、もし異動になってたり辞めちゃってたら全然違う印象かも…とドキドキしながら行ったら、まだちゃんといました( ´ ▽ ` )ノ そしてやっぱり雰囲気と居心地が良かった。名古屋の飲食店はいいお店が多いなぁと思いつつ、でもここの店長さんは東京から転勤で来てるんだよなー。
そして、ここのお店での〆は我慢して、、、
初挑戦の立ち食いきしめん。わざわざ在来線のホームに寄ってみたけど、かき揚げは好きじゃないからあんまり関係なかったかも。新幹線のホームでいつもお出汁の香りに誘われながら想像していた味とはちょっと違いました 笑
それにしても、以前住んでいた街を歩いてつくづく思いました。よく誰も友達がいない場所で、働きもせず3年間ももったなぁって。親と働くというのは、インターネットさえつながればどこにいようと仕事ができるし時間も自由に使えるので良かったけれど、知り合いを作るために習い事でもすればと言われたけれど引っ越すなりお給料を半分以下に減らされてお金を使う気にはなれず、じゃあ外で働きたいと思ってもそれはやめて欲しいと言われ八方塞がりの状態だったので。
名古屋は後から思い返せば、人は温かいし(とは言っても知り合ったのは飲食業の人ばかりだったけど)、ちょうど良い規模の街でほとんど東京と変わらない品揃えで何でも手に入るし、ちょっと車を走らせれば(もしくは電車に乗れば)自然がいっぱいの場所へ遊びに行ける。関西にも北陸にも東京より気軽な距離だし、常々思っていたけれど名古屋が首都でないことが本当に不思議で仕方ない。何かと便利だと思うんだけどなぁ。暑いけど。
そして、私にとって飲食店は味はもちろん大事だけど、やっぱり人(コミュニケーション)なんだなぁと改めて思った旅でした。