ワタクシ、何しろphonephobiaなもので、できるだけ電話は避ける傾向にあります。かけるのもかかってくるのも苦手。電話で話す時は妙に愛想悪いのもそのせいです。着歴が残ってても基本かけ直しません。仕事のコールバックメモも出来ることなら見なかったことにしたい。もちろん実際にはしませんよ。うちの会社にはホントにしない人、目の前にいるのに居留守を使う人が多々いるのでそんな当然なことでもかなり大人な気分。電話くれって言ってんのにメールで返す人とかね。インターネット大好きな会社なのでそれはそれで普通なのかもしれませんが。まぁでもお客さんはネットどころかメールも苦手な人だったりするのでそれでもめげずに電話してくるんですが。
いつだったか前の会社の人と話してて笑ったことがあります。最近の新入社員は会議で意見を求めても「特にありません」って言うくせに、会議が終わった後にチャットで「さっきの件ですけど」って話しかけてくるって。それがみんなの前では言えないような幼稚な意見ではなくけっこう秀逸な意見だったりするそうです。意見じゃなく文句も同様ならしく。なんだかなぁ…って話したのを覚えてます。
今の社内では当然分かるよね?なコミュニケーションでは通用しません。確実に伝えなくてはいけないこと、あとで見直す必要があることはメールにしますが私はフロアが違う人にも会いに行って面と向かって話します。これって意外と大事だなぁって最近つくづく思う。
プライベートでもどんなにメールや電話で時間を割いてもらって悩みを聞いてもらってももちろん嬉しいし救われてるんだけど、やっぱり会ってる時の安心感には叶わない。それは昨年、一昨年と痛感した。
なんか言葉ってすごく素敵だし力を持っているけれど、文字にするって…それをオンラインに載せるって何かが抜け落ちるし、軽くなる気がする。決してそれを発した人の気持ちが軽いのではなくでも何かが違う気がして仕方がない。
とか言いつつ。
やっぱり、面と向かってしゃべったのならさらっと軽く伝えられることも、文字にすることで重くなるっていうこともあるわけで。あぁぁぁぁ、重いなぁ・・・と自己嫌悪に陥ったりもして。でも。想いは伝えないと。何も自分だけで抱えてる必要はないんじゃないかと。別の人に聞いてもらったって仕方ないんじゃないかと。そんな風にも思ったりするわけです。だからって楽になるわけじゃないんだけど。何も変わらないんだけど。でも、やっぱり会って伝えたいよね、ホントは。