私、何を隠そう、Christina Aguileraのファンだったりします。2000年の1月にアメリカへ行った時、モールに入ってるHMVだかTowerRecordだかでCDのジャケ買いをしようってことになって、その時の二択のうちの一つが、Christina Aguileraのデビューアルバム。
Christina AguileraChristina Aguilera RCA 1999-08-20by G-Tools |
その時は結局友達の一言で別の方を買ったんだけど、どうにもこうにも気になって帰国後に買いました。
StrippedChristina Aguilera RCA 2002-10-30by G-Tools |
そして、数年後。たまたま見つけた当時のニューアルバムももちろん。これは、今でもイントロが流れるだけで某山が目に浮かぶほど(笑)通勤中に毎日聞いてた。一番好きなのはImpossibleかな。なぜか分からないけど6/8拍子に惹かれる傾向があるんだよね。しかも作詞作曲がAlicia Keysだし!そんなChristinaが映画に出るとなれば、もちろん観に行きますよ。BURLESUQUE。
まぁ、好きな歌手が映画に出ても、けっこう外れることも多いので・・・若干期待薄ではあったんだけど。この予告編を観たら行きたくなるでしょ。鳥肌ものですよ。
私のお気に入りムービーのひとつにCoyote Uglyという映画があるんだけど、同じ系統ですね。一言で言えば、頑張る女の子のお話。Legally Blondeシリーズのように。
そもそもこの映画を観たいと思ったのは、Christinaの歌声が聴きたかったからだけで、映画としての期待はしていなかったのですが。なんだか、思いがけず、心の中のモヤモヤがちょっとだけ晴れた気がしました。
何をしていても、燻っている感が取り払えないというか、ここ数年ずっと「生きてる気がしない」状態だったのが、なんというか・・・当然だと思えた。お金に困っているわけでもないのに身体に負担をかけてまで副業をしていた理由も分かった。
物心がついた頃から続けてきた「表現する」ということ。それを誰かに伝えることを前提として目に見える形で行うこと。たとえ苦手だったとしてもずっとそのための努力をしてきたはずなのに。「表現する」ことへの恥ずかしさが克服できて、その楽しさにも目覚めたところだったのに。さぁこれからだという時に、自分の人生に現れたばかりの人間に目の前の道を閉ざされて。
一切を封じ込めて代わりの何かを探し続けたものの、同じだけの「至高体験」を求めてしまうが故にそんなものは簡単に見つかるはずもなく。それでも何かを目指している間は、苦しみながらも歩みを止めることはなかったと思う。だけどここ数年は、心のどこかでもう終わってしまったと思ってる自分もいて。
それでも、どうやらどんな手段であれ、自分が起こした「アクション」に対して何かしらの「リアクション」があることが、私には嬉しくて楽しいんだということを、この映画を見てようやく気づくことができた。そう、どんな手段でもいいんだ。むしろ自分自身が手段なんだと、ようやく思えた。
“You haven’t seen the last of me”
人生、まだ終わったわけじゃない。
バーレスク オリジナル・サウンドトラックサントラ クリスティーナ・アギレラ シェール SMJ 2010-12-08by G-Tools |
というわけで、もちろんサントラも買ってきました!しばらくはヘビロテになりそうです。